COLUMN
2022.06.01
こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪
みなさん当社オリジナルホームケアの『PBトリートメント』をご存知ですか?
プードルカールをして頂いた方は使ったことがあると思いますが、髪に良いといってもどんな効果があるのか疑問ですよね…(笑)
今回はPBに含まれている成分を解説していきたいと思います!
PBはプードルカールを施術して頂いた方にホームケアとしてお渡ししているトリートメントです。
デジタルパーマは熱の力を使うことで弾力のあるカールが作れるのですが、その時に熱凝集という化学反応も一緒に起こります。
デジタルパーマをかけて髪が絡みやすくなったり、硬くなってしまうのは、この熱凝集が原因とされています。
かかりや持ちが良い反面、こういったデメリットもあったのですが、研究で新たに熱凝集を起こさせない成分が発見され、それをデジタルパーマに特化して作られたのがこのPBトリートメントなんです♪
熱凝集を防ぐ他にも熱を利用して髪を補修する成分や、カールの形成を助ける成分が配合されているので、ふわっとした柔らかい質感も保ちながら弾力のあるカールを作ることが出来るようになりました。
成分といっても、どれが何の働きをしてくれているのでしょうか…?
より詳しく調べていきましょう!
☆y-ドコサラクトン(エルカラクトン)
ナタネ由来成分で、加齢や紫外線、ドライヤーなどで傷んだ髪のキューティクルを修復する作用があり、クセ、絡まり、ハリコシの減少などを改善してくれる効果があります。また、熱を利用して髪を補修しているのもy-ドコサラクトンやカタラーゼがメインで活躍しています。
☆5種の植物エキス(ショウガ根茎、トウキ根、シャクヤク根、センキュウ根、ジオウ根)
上記で説明した熱凝集を起こさない働きをしてくれているのがこの成分です。
それぞれが髪や肌、身体に良い成分でありスキンケア用品や化粧品に含まれる事が多いのですが、その中でもショウガ根茎エキスは血行促進や抗菌作用、発汗作用、抗酸化作用があり、頭皮の炎症を防ぎ髪や地肌を健やかな状態に保つ効果が期待されています。
☆ヘマチン/リンゴ酸/13種のオーガニック成分(ホホバ種子油、オリーフブ果実油、ヤシ油、シア脂、ラベンダー油、べルガモット果実油、オレンジ油、グレープフルーツ果皮油、エンツビャクシン油、ニオイテンジクアオイ油、ハッカ油、ローマカミツレ油、ローズマリー油)配合
これらの成分はカールの形成を補助してツヤを与える役割をしており、特にヘマチンは人間や動物の血液(赤血球)のヘモグロビンを形成している成分で、グロビンと似ているケラチン(髪の主成分のたんぱく質)と結合したがる性質があります。
そのため髪の毛全体に酸素を運び髪質劣化の原因となる活性酸素を除去したり、ダメージを補修してサラサラにする働きをしています。
☆セテアリルアルコール
ステアリルアルコール(牛脂、大豆油などが原料)とセタノール(ヤシ油、パーム油、牛脂、鯨脂などが原料)を混合させた高級アルコールで、エタノールではないためノンアルコールの美容製品にも配合される事のある成分です。
成分の粘性を高めて髪にも使いやすくしたり、複数の成分のテクスチャーを均一にする乳化剤として使われています。
いかがでしたか?
今回はデジタルパーマをかけた髪に発揮する効果を例として説明しましたが、もちろんかけていない方の髪にも効果的です♪
最初に説明したプードルカールについてはこちらで詳しく説明しているので、併せてご覧ください☆
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