パラフェニレンジアミンとは? | 美容室・美容院 ヘアーラニッシュ

COLUMN

パラフェニレンジアミンとは?

2023.01.26

こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪

パラフェニレンジアミンってご存知ですか?

今回はパラフェニレンジアミンについて解説していきます!

パラフェニレンジアミンとは?

パラフェニレンジアミンは1863年にドイツで発見されたヘアカラー剤で、「酸化染料」の一種です。
酸化染料とはそれのみでは発色せず、その名の通り酸化することで発色するタイプの染料のことで、そのもの自体に色がついている直接染料に対するものとして「間接染料」とも呼ばれます。
昔は空気酸化により色を定着させていましたが、現在は過酸化水素によってより効率的に染めるようになっています。

パラフェニレンジアミン の安全性は?

かぶれやアレルギーを引き起こす危険性が認められており、旧表示指定成分になっています。
特にアナフィラキシーショックを引き起こすなど重篤な症状を発症することもあり、死亡例もある成分です。
ちょっとした痒み程度がたまにある、という程度でしたら刺激性接触皮膚炎の可能性もありますが、毎回頭皮に痒みを感じたり腫れたりする、発赤やブツブツができるようであれば、アレルギー性皮膚炎の可能性が高いです。
使用後6時間後あたりから症状が出始め、48時間後に最も症状がひどくなるというのが典型的なアレルギー性皮膚炎の症状です。
そのような症状が出た場合はすぐに使用を止め、皮膚科でアレルギーテストを受けるようにしてください。
また危険を事前に回避するために、この成分が配合されている場合は必ず毎回パッチテストを行なうようにしましょう。

 

ヘアカラー に含まれているジアミンについて

 

”ジアミン”とは一般的な1剤と2剤を混ぜ合わせて調合するヘアカラー「酸化染毛剤」の1剤に含まれる「染料」(酸化染料)の通称です。

ヘアカラーにおけるベースの色となる、「ブラウン」「ブラック」などの濃い色を少ない色素で出すことができ、短時間で染まり、色持ちも良く、混ぜ合わせることでさまざまな色を簡単に作れるなどの理由から、現在のヘアカラーにおいて無くてはならない存在です。

ジアミンは危険な成分だと言われていますが、ヘアカラーを楽しむ為にはとても優れた染料でもあります。

酸化染料の染まり方 

1.パラフェニレンジアミンが過酸化水素により酸化されます。

2.酸化されることで巨大化し、色として目に見えるようになり、発色して髪内部にとどまります。

3.巨大化することで、キューティクルの外側に出られなくなります。

まとめ

今回はパラファニレンジアミンについて解説させて頂きました!

いかがでしょうか?

ジアミン=色素の素

ジアミンとは「白髪染め(白髪用)」や「オシャレ染め(黒髪用)」等のヘアカラー剤に、広く配合されている酸化染料の一つ。

ヘアカラー の染料として今のところ1番優れた成分なんですがその一方でアレルギー反応を起こしてしまう可能性もある劇薬にも指定されているという特徴のある染料成分になっています。

 

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