シワ、シミ、ハリ 何にでも効く成分”レチノール”とは | 美容室・美容院 ヘアーラニッシュ

COLUMN

シワ、シミ、ハリ 何にでも効く成分”レチノール”とは

2022.09.21

こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪

 

レチノールとは?

レチノールはビタミンAの一種です。

もともと私たちの肌の中にたくわえられており、肌の健康には欠かせない成分です。 ビタミンAは紫外線で肌の細胞が損傷するのを防ぐ働きがあり、天然の日焼け止めと言われています。

また、ヒアルロン酸の合成やコラーゲン生成を促進するのも特徴です。肌のみずみずしさやハリを育む効果も期待できるといわれてます。

ビタミンAには主に5種類の形態があります。
・パルミチン酸レチノール
・酢酸レチノール
・レチノール
・レチナール
・レチノイン酸

その中でもレチノールは肌への刺激や浸透性、効果、安定性のバランスが最も良いとされており、エイジングケア成分として注目されています。

 

レチノールの効果

レチノールで期待できる効果として、主に

  • 毛穴の黒ずみ・たるみ改善
  • シミの改善・美白効果
  • しわ・たるみの改善
  • ニキビ予防

の効果があります。

 

毛穴の黒ずみ・たるみ改善

毛穴の黒ずみやたるみの原因の1つが、皮脂の過剰分泌です。

気温の上昇や偏った食生活によって皮脂の分泌量が増加します。皮脂によって毛穴の出口が押し広げられて毛穴が黒ずんだりたるんだりしてしまいます。

レチノールは皮膚の分泌量を正常にして肌のターンオーバーを促進。大きく開いた毛穴やたるんで広がった毛穴など幅広い毛穴トラブルの改善をしてくれます。

 

シミの改善・美白効果

シミの原因の一つが紫外線によるメラニン色素の蓄積です。紫外線を浴び続けてメラニンが大量に生成されるとターンオーバーで排出しきれず、蓄積してシミになります。

レチノールは真皮の働きを活性化してコラーゲンの力を生み出します。そしてシミなど光老化によるエイジング症状をケアします。

 

しわ・たるみ効果

肌の角質層の下にある真皮層は、コラーゲンやヒアルロン酸で構成されており、コラーゲンなどの働きにより肌に「ハリや弾力性」が生まれ、保湿力が高い「ヒアルロン酸」の働きにより水分を保持したみずみずしい肌の土台が作られます。
これらはすべて肌の奥深く真皮層に存在する線維芽細胞の働きによって作り出される成分なんです。

なので原点となる線維芽細胞がレチノールによって活性化するためレチノールのおかげで肌はシワ、たるみ、保湿性の改善に繋がると言われてます。

ニキビ予防

レチノールには抗炎症作用があるため、ニキビの炎症を抑えて肌荒れを防ぐ効果が期待できます。また、皮脂の分泌を抑制する効果や角質ケア効果もあるため、毛穴が詰まりにくく、ニキビができにくい肌環境へと整えてくれます。

 

 

レチノール(ビタミンA)を含む食事

ビタミンAは油に溶けやすい性質を持つ脂溶性ビタミンの1つです。

多く含まれる食品は、豚レバー、鶏レバー、ウナギ、バター、鶏卵などの動物性食品です。

体のなかに入ったビタミンAは脂肪とともに小腸から吸収されると、ほとんどは肝臓に蓄えられそのほかは血液によって心臓や肺、腎臓など、各組織に運ばれていきます。

ビタミンAを多く含む食べ物としては鶏レバー、豚レバー、卵黄、ウナギ、人参、ほうれん草、かぼちゃ、春菊などがあります。
ビタミンAは油との相性がよいため、油と一緒に調理することにより、体内への吸収率がアップします。

たとえばレバー炒めやサラダ、キャロットラペ、煮込み料理などがおすすめです!

まとめ

今回はレチノールについて解説させていただきました。

レチノールはいい成分ではありますが通常のスキンケアお同じように使用すると肌トラブルを招く場合があります。正しい使い方のポイントをしっかり抑えてからがおすすめです。

 

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