COLUMN
2022.04.05
こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪
最近、針の入ったファンデーションやクリームなどが人気になっていますが、『鍼』との違いやその種類や効果はどうなのか気になりますね…。
今回は針コスメについて調べていきたいと思います!
発祥は韓国で、多くの美容皮膚科医が紹介し、クリニック専売の針コスメを取り扱うところが急増してブームになり
日本でも貼るタイプのマイクロニードルパッチや塗るタイプのクリーム、ファンデーションなどが注目を浴びるようになりました。
針(ニードル)は海や淡水に生息する海綿(スピキュール)から採取した天然針で、約60年前から医学や美容に関わる素材として使われています。
その繊細な針をヒト幹細胞培養液でコーティングして化粧品に配合したものが針コスメと呼ばれるものになります。
美容鍼は昔から存在しており、皮膚の真皮に繊細な傷を与え、自然治癒力によって肌のハリやコラーゲン・エラスチンの生成を促進します。
鍼による傷で小さな炎症を作ることでそれを修復しようと血行も良くなり、新陳代謝が活発になることで肌を本来の健康な状態に戻します。
もともと肌質よりフェイスラインの引き締めや小顔効果を目的に使用されることが多いのですが、効果を実感しやすい分
定期的な施術が必要となるため高額になりがちなのが欠点でした。
また、鍼にシールの付いた低価格で出来る美容鍼もブームになったものの、正しい場所に貼れなかったり、鍼の種類や長さが合わないと
内出血を起こしてしまうなど初心者には扱いづらいというのが難点だったようです。
スピキュール
針コスメの多くには肉眼では見ることの出来ない小さな針状の物質が入っており、主成分である海の生物の『海綿』を粉砕したものから
取れる天然の微細針が含まれています。数千種類ある海綿の中から針の形状になっている物は1種類しかないのでとても貴重といわれています。
1960年代にスピキュールが開発されましたが、その多くは海綿を粉砕した際に出る針以外の残留物も混ざっていました。
この残留物には肌トラブルの原因となる有機物も含まれていて、塩素を使って取り除こうとしたものの、取り除いた針には塩素が
残ってしまい、肌のダメージに繋がっていました。
現在では『イノスピキュール』というスピキュールの進化バージョンが使用されており、10段階を経る低温高圧酵素分解法を用いて
限りなく純度100%に近いスピキュールの精製に成功しています。
針コスメといってもどんなものがあるのでしょうか?
代表的なものをまとめてみました☆
美容液・クリームタイプ
この商品の詳細はこちら↓
https://www.ya-man.com/biz/professional/lp/needle-cream/
美容液を含んだ針が肌に刺さり、成分を肌の角層深くまで浸透させてくれる働きがあります。
顔全体でも部分的にもケアしやすく、毎日のスキンケアの流れで取り入れられるのが魅力です。
パッチタイプ
シートに針がついているため土台がしっかりしており、肌に刺さりやすいのが特徴です。
針は主にヒアルロン酸で出来ているものが多く、貼って放置するだけで自然と馴染んでいき、潤いを与えてくれます。
ベースメイクタイプ
ファンデーションなどのベースメイクに多く、保湿美容成分が入っているのでメイクをしていながらもケア出来るのが特徴です。
ここ数年で大人気になった商品もあるので、毎日メイクが欠かせない人はこのタイプから試してみるのもオススメです♪
いかがでしたか?
針が刺さるので適度な刺激があるのが特徴ですが、使用箇所や回数を守らないと人によっては強い痛みを感じたり、肌を傷める原因にもなります。
無理して使わず、自分に合った物や方法で綺麗な肌を目指していきましょう☆