COLUMN
2020.09.29
こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪
顧客様には大変長らくお待たせしていましたが、ついに!!
hair Lanishオリジナルのデジタルパーマ『プードルカール』のPVが完成しました♪
すぐにでもまずは視聴していただきたところですが、よりこの動画を楽しんでいただくために前置きの説明をさせていただければと思いますので、しばしお付き合いください。
この映像制作の企画を考え始めた当初は、それこそテレビCMのような数秒程度の動画を想定していました。
しかし、制作の打ち合わせを進めていくうちに、一美容師としてどうしても映像として再現してみたくなった、美容室でのある出来事が頭から離れなくなりました。
それは『お客様の人生が変わる瞬間』に立ち会うことです。
ここまで読んでいる人の大半は【たかだか美容室で人生が変わるわけがない】と思うでしょう。ですが不思議なことに、美容師を続けているとこの瞬間に何度か出くわすものなんです。
もちろん『お客様の人生を変えるのは、そのお客様自身』ですが、“ヘアスタイルがその背中を押してくれる”ということが大袈裟ではなく、本当にあるんです。
むしろ逆に、自分を変えるきっかけのための大幅なスタイルチェンジだったんだろうと思いますが、そのお手伝いをさせていただけた時が美容師として一番の幸せなのかもしれません。
今回の動画は、どうにかそのシーンを表現できないかと試行錯誤して完成したものなんです。
この『お客様の人生が変わる瞬間』はコンプレックスに悩む思春期の年頃の子に多く見られます。
周りの子と比べて「なんで自分は」と感じてしまうことは、多くの人が一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
きっとそれは恋愛をするようになるからなんだと思います。
今回の動画でもヒロインが美容室のCMを見ているシーンから始まり、冴えない自分を省みて思い悩む様子と、片思いをしている日常を描き出し、恋愛仕立てのストーリー構成にしました。
この動画が、自分にコンプレックスを抱える全ての人に、少しでも勇気を与えてくれるといいなという想いを込めました。
そんな描写にぴったりだった楽曲が、小玉ひかりさんの「いやになっちゃたときの唄」です。
ティーンが抱えるコンプレックスや悩みをストレートな歌詞にのせています。それでいて不思議と前向きにもなれる明るい曲調でとても素敵な楽曲です。
むしろ、楽曲を尊重しすぎて【プードルカールのPV】というよりも【ミュージックビデオ】風に仕上がりました。笑
ですがヒロインの感情をうまく表現できたんじゃないかなと思いますので、ぜひ歌詞にも注目して見ていただければと。
hair Lanishの顧客様は新米ママさんも多いので、仕事や育児に追われて大変な時期だと思います。
そんな中でも、例えば思春期だった頃の恋心を思い出して、ちょっとした非日常を感じてもらえるといいなと思ったので、エンディングは10年後の描写にしました。
hair Lanishでもコンセプトにしている『日常の延長にある非日常』を演出するのに、プードルカールがお役に立てれば嬉しく思います♪