デザインカラーで使うテクニックまとめ | 美容室・美容院 ヘアーラニッシュ

COLUMN

デザインカラーで使うテクニックまとめ

2019.08.29

こんにちは!

柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪

 

皆さんデザインカラーというワードは聞いたことがありますでしょうか「ハイライト」「グラデーションカラー」「デザインカラー」などなど、、、

髪型や髪色をネットで検索していると一度は目にしたことあると思うんですが。。。実際にやってみるとどうなるのかって経験のない方は知らなかったりしますよね。

今回は「ハイライト」「ローライト」などのデザインカラーを施すことによりどのような効果やメリットがあるのか?という部分を説明していきたいと思います。

 

メッシュとハイライトはどう違う?

大まかに同じような意味合いで使われることが多いのですが

 

【メッシュ】は【部分的に】大きな束で他の髪色とくっきり差をつけるカラーのことを言い、

【ハイライト】は【全体的に】細く筋状に髪の毛をに立体感を出すことを指します。

 

そして最近だと圧倒的に流行りなのは【ハイライト】です。

ハイライトの方がよりナチュラルなイメージで、メッシュの方が派手なイメージですね。

 

まずは一番わかりやすいのが写真だと思うので【最近流行っているハイライト】の入れ方がどんな感じなのかお見せします。

あれ?意外とそんなに派手じゃない?って思いますよね。

漠然と【メッシュ】って言葉だけ聞くと、、、、こういうイメージがくる方も少なくないのでは??

 

(20年前の安室ちゃん♪可愛いですね!)

このようなくっきりしたメッシュも、もちろんご要望頂ければ全然やるのですが、最近の流行では夏だからってここまで攻める方は少ないですね。

なぜかというと、ここまで太く入れると“ギャルっぽく見える” “目立ちすぎる” “仕事の関係であんまり派手なのは禁止されている”等の理由から一般のご職業の方からは敬遠されがちです。

なので、ご要望が無い限りはハイライトの延長でご提案させて頂くことが多いです。

 

入れる時のポイント

今風のハイライトのポイントとしては、【分け目】の部分にはっきりと入れると古臭くなってしまうので、極力、表面や分け目の部分は【リセッション】といってあえて根元を外したりとか、表面だけは入れなかったりするパターンが多いです!

↑根本を5センチほど外して一番表面の部分に入れています

 

先ほどの写真のヘアカラーでの目的は髪の毛全体に

・透明感を出す事

・地毛の【赤み】を消す事

これらが狙いなので、そこまではっきりとメッシュな必要はないんです。

写真ではとても柔らかい感じの髪質に見えますが(※加工アプリは使用しておりません)、実際の髪質は少し太めで、髪色も「赤味」が凄く強いです

 

顔周りに入れるパターン

 

↑実際に顔周りに入れている細さ

専用のアルミホイルを使って他の部分に付着しないように入れます。

 

顔周りにハイライトを入れることによって、顔周りに【ぼかし】が入り、【面長】の方や【エラ】の張っている顔の輪郭を柔らかく見せたり、【全体のイメージを明るく見せる】【顔周りの白髪をぼかして目立たなくする】等の効果があります。

 

↑(一応、これも白髪染め)

【白髪染めを辞めて全部白髪にしていきたい】という要望のお客様は全体を金髪にするというよりもこの方法を取る事が多いです。

 

また、ハイライトだけではなく【ローライト】という入れ方も存在します。これはあえて暗い色をメッシュとして入れる技術。

ハイライトは細かく筋状にまびいて入れることが多いですが

このように、ローライトは【スライシング】という方法で髪に対して【面】でいれます。

上のクリップで留めてあるアルミの部分が【ハイライト】です。ハイライトが“光”ならばローライトは“影”の役割を担っています。

実際にはメインで使うというよりハイライトを際立たせるために、ハイライトのすぐ下に入れてより陰影をつける目的で使われることが多いです。

 

その他にも白髪があるんだけど明るくしていたいという方には、グレイヘアの多い部分には濃いローライトで対応してデザインカラーを再現することも出来るのです。

↑ハイライトのすぐ真下にローライトを入れて白髪染めに見えないようにしています

 

ダメージは?

ハイライトに使用するのは希望の色味や髪質によりけりですが、大体の場合は【ブリーチ】と呼ばれる脱色剤を使用しています。

こちらに関しては皆さんご存知の通り、カラー剤の中でもかなりダメージリスクの高いアイテムですが、先ほど記述があったように、塗る箇所はあくまで全体の20~30%なので全体をブリーチするよりはかなりダメージは少ないです。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

近年はブリーチのみの話だけではなく、カラーの負担を8割軽減できる薬剤などかなり進歩しているので、ぜひこの夏を機会に試してみてくださいね!

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