ブローなしで髪をキレイに乾かす3つのコツ | 美容室・美容院 ヘアーラニッシュ

COLUMN

ブローなしで髪をキレイに乾かす3つのコツ

2019.07.22

こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開しているhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です^_^

今回はブローなしで髪をキレイに乾かすコツを記事にしていきます♪

 

乾かし始める前の注意点

コツをお伝えする前にまずは注意点、というか禁止事項から。

髪をキレイに乾かそうと思っても、これをやってしまうともう無理だよね、というレベルのやつです。

それは、、、

タオルターバンをした状態で10分以上放置すること。

これってけっこうみなさんやりがちですよね。なぜなら時間的な効率が良いから。

タオルターバンをした状態で、まずは化粧水などのスキンケアをする。ここまではまぁOKとしましょう。

ですが、乾かす時間を短くしたいからタオルターバンをした状態で30分以上放置しているという方もけっこう多いのではないでしょうか?

たしかにその方がドライヤーを当てている時間は短縮できます。ですが、この状態では根本が正しくない向きで自然乾燥してしまっているので、その後にどれだけキレイにドライヤーを当てたところでまとまらない仕上がりになってしまいます。。。

小さいお子さんがいて…という場合は仕方がないとは思いますが、時間的な効率よりもキレイなヘアスタイルを目指すのであれば、まずはこの習慣は改めるところからはじめましょう。

 

まずは濡れた状態でのコーミング

髪がかわいた後、最後に櫛で梳かすという方も多いと思いますが、キレイに乾かそうと思ったら、濡れた状態でまずコーミング(髪を梳かすこと)をする事が大事。

先ほども少しふれましたが重要になってくるのは根本の向きです。

分け目をきめたら、まずは自然に髪の毛が落ちる位置にコーミングをして、根本が乾くべき方向性を整えてあげる事が大事。

特に髪は短ければ短いほど根本の向きに影響を受けますので、前髪があるスタイルの場合、前髪だけはタオルターバンから外しておくようにしましょう。

前髪だけは3分以上タオルターバンしているともうアウト!と思っておいて下さい。

ちなみに、前髪〜フェイスラインは前に引っ張りながらボリュームが出ないように根本を乾かした方が、最終的な顔周りのデザインを綺麗に見せられますので、以下に紹介していく方法とは別で一番最初に乾かしておきましょう。

根本を乾かすときはつむじの向きと反対を意識

根本を乾かす時はいろんな方向からドライヤーをあててもらうのが良いですが、1つだけ意識しておいた方が良いのがつむじの向きです。

“片側だけ髪がハネる”という方が多いと思いますが、実はこれってつむじの向きによるもの。

つむじが右回りの人は右サイドがハネやすいし、左回りの人は左サイドがハネやすい、というのが大多数の人に当てはまります。(もちろん例外の方もいます)

これは髪の毛が生えている根本の方向に影響されているわけなんですね。

ドライヤーのコードを思い浮かべて読んでもらえるとイメージしやすいと思いますが、コードって使ってくうちに“ねじれてくる”じゃないですか?

これって実は髪の毛も一緒で、根本の方向性によってねじれて落ちてるんです。それがハネの原因です。

では、コードのねじれを直す時はみなさんどうしますか?

そう、反対側にねじりますよね。

髪も一緒で、ねじれている方向と反対の向きで熱を入れていくことでハネを治すことができます。ブローで必死に内巻きにしようとしても治らないのは、実はねじれている向きと同じ方向で熱を当てているから。そりゃ治らないよねって感じになります。

キレイに乾かすためにはまず根本の向きを矯正していく作業が必要です。そのためにはいろんな方向から熱をあてて根本を“起こしながら”乾かしてあげるのが大事なんですが、生えてる方向と反対側から熱を当ててあげることを意識するとキレイに乾かせるようになります。

ですが、注意点として例外が2つ

ショートの人はこれをやると寝グセのようになってしますので、根本を起こすという作業は一緒なんですが、なるべく毛流れに逆らわないように根本を起こす必要があります。

もう1つは、日本人はハチまわりが膨らんでボリュームが出てしまう人が多いので、そういう人も逆効果になってしまいます。ボリュームが出てしまって困るポイントに関しては生えている方向に一切逆らわずに熱を当てて逆に“根本をつぶす”ことを意識しましょう。

 

中間から毛先を乾かすときは斜め上30°から

根本がある程度乾いてきたら、乾かし方を大幅に変更します。

最後までいろんな方向からドライヤーを当て続けるとバッサバサに仕上がりますので。笑

その理由は“キューティクルがめくれてしまうから”です。

髪の表面は顕微鏡で見ると魚のウロコのようになっていて、この部分をキューティクルと呼びます。

キューティクルは根本から毛先に向けて連なっているので、逆から熱を当てるとめくれ上がってしまいます。特にダメージが出ている髪というのは、キューティクルがもともとめくれてしまっている状態なので、熱の入れ方を間違えるとそれを助長してしまいます。

髪が傷んでキューティクルがめくれると、マジックテープのような効果で髪が絡まる原因になります。そして物理的にもさらに傷んでいくという負のスパイラルに。

逆にキューティクルを整えてあげると絡まるのを防げますし、髪にツヤが出るようにもなります。

そのためには根本がある程度乾いてきた段階で、中間毛先はをドライヤーの熱を上から下に向かって乾かしてあげるのが最低条件。この時に髪の毛とドライヤーの角度が30°ぐらいになるのが理想的です。

そして最後に冷風を当てフィニッシュ。よくこの冷風機能は夏の暑い時期に使うものだと思っている方がいますが。笑

髪の毛は暖かいうちに形を作って、冷ますと固まるという鉄のような性質を持っています。なので、ドライヤーの熱でキューティクルを整えてあげたら、最後に冷ましてその状態をキープさせるのも大事な行程です。

ちなみに冷風をあてることによって静電気も抑えられるので、乾かし終わった後は必ずあてるクセをつけましょう

 

まとめ

ここまでの行程をしっかり習慣づけしてもらえれば、ただ乾かすだけではなく“フィンガーブロー”と呼ばれる技術になってきます。

もちろんブラシを入れてしっかりブローしてあげるのに越したことはありませんが、なかなかそこまでは時間が取れないという方も多いと思いますので、ぜひこのフィンガーブローを実践してみてください。

ブラシを使わなくてもかなりまとまったヘアスタイルをキープできるようになりますよ^_^

 

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