髪を切る時は”濡れてる時”と”乾いてる時”どっちがいいの? | 美容室・美容院 ヘアーラニッシュ

COLUMN

髪を切る時は”濡れてる時”と”乾いてる時”どっちがいいの?

2023.04.09

こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪

今回は髪を切る時”濡れてる時”と”乾いてる時”どっちの方がいいのか?について解説していきます!

 

カット技法

カットの技法は大きくわけて2種類あります。

美容院では、シャンプー後に濡れたままカットすることを「ウェットカット」といいます。

一方で、髪が乾いた状態でカットすることを、「ドライカット」といいます。

それぞれにメリットとデメリットがあります。

ウェットカットのメリット

①髪の毛をなるべく傷ませずに切れる

②毛が手に張り付く分切りやすい

③髪がやわらかくなるので切りやすい

④毛がはさみから逃げにくい

切りやすさという点でドライカットの比べメリットが多いカット技法なのです。

ウェットカットのデメリット

①癖感に対応できない

濡れている状態だと癖が出なくなってしまう方がいます。そうなると乾かすと思いの外短く感じてしまうケースがあります。また、水による重力で髪の毛の生えグセが現れなくなります。濡れている状態でその生えグセの部分を切ると、乾かした時にものすごく跳ねるなんてこともあるのです。

②量感が分からない

髪の毛の量は見た目と触りごこちで判断します。髪が濡れてい状態では正確な髪の重さがわかりません。量感の調性時には不向きなカット技法です。

③正確な長さを判断しずらい

濡れていると重力でダレるのか左右の長さなども判断が難しくなります。前髪をウェットで切った時なんかはかなり難しいのです。最終的な長さの調性のカットの技法としては信用度が薄くなります。

④スライドカットなどの削ぐ技術が使えない

髪の毛同士がくっついているので、はさみを滑らせるスライドカットやストロークカットが使えないのです。ブラントカットかチョップカットのどちらかしか使えないため技術が絞られてしまいます。

ドライカットのメリット

①仕上がった状態に近いので長いところや重たいところが目に見えてわかる

②削ぐ技術が使える

③くせに対応したカットがしやすい

④トリミングカット(枝毛きりカット)ができる

仕上がりをイメージしながら切れる点で正確性があります。

ドライカットのデメリット

①毛が手につかないから切りずらい

あまり持ち上げないカットならあまり問題ないのですが、レイヤーカットのような持ち上げて髪を切る技術の時には指の隙間から毛が落ちたりたるんだりしてしまう分正確に切れない場合があります。

②毛が逃げやすい

はさみから毛が逃げていくのであまりたくさんの量を一気に切ることができないのです。

③髪が傷みやすい

まあものすごく差が出るわけではないのですが、ウェットカットよりかは多少傷みやすいのです。より優しく切るという点にこだわるのであればウェットカットの方が優しいのです。

まとめ

結論そのお客様の髪質やどういったカットをするのか?メリットデメリットを考えながらきっとカットしてると思うので今度担当の美容師さんどうやって切ってるかなと言うのをぜひ見てみて下さい!

 

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