COLUMN
2022.04.30
こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪
皆さん山菜は好きですか?ふきのとうやタラの芽などを見かけると、春が来たという感じがしますよね♪
調理の仕方によって美味しく食べられる山菜ですが、実はデトックス効果があると言われているのです。
今回は山菜がもたらす効果について調べていきたいと思います!
冬は寒さに負けないようにエネルギーを体内に溜め込み、新陳代謝も衰えるので体の巡りが悪くなってしまう季節です。
動物は寒くなるまでに栄養を溜め込み冬眠に備えるのですが、人間も同じように寒さから身を守るために脂肪を溜め込むようになります。
冬に太りやすいのはこの本能の働きのためと言われていて、体が日差しや温かさを感じると皮膚が緩んで発汗しやすくなり、
不要なものを排出し始めるのです。
山菜は苦みが多いのが特徴で、この苦みの元となる成分を植物性アルカロイドといい
もともと害虫などから身を守る自己防衛の成分でもあるため、毒性を持つものがあります。
この成分は腎臓のろ過機能を高める効果が期待できるため、新陳代謝を活性化してくれると言われています。
山菜の栄養成分は野菜類と同じで、たんぱく質や脂質は少なく食物繊維が多い、ビタミンCなどのミネラルが豊富…など
種類によって異なりますが、ほとんどが低エネルギーなダイエット食品といえるものです。
また、フキやふきのとうには毒性を持つピロリジジンアルカロイド類が含まれており、食べる際には水にさらす、茹でこぼすなどの
アク抜き作業を必ず行うようにしましょう。
日本で食べられる山菜は350種類前後あるといわれていますが、そのうち美味しいと万人に好まれるのは約80~100種類ほど…
その中でも代表的な山菜を紹介したいと思います☆
ふきのとう
《成分・効能》
数種類のポリフェノール、抗酸化作用、ビタミン、ミネラル、食物繊維
免疫力を高めたり、整腸作用も期待できます。
たらの芽
《成分・効能》
たんぱく質、ミネラル、ビタミンE、βカロチン、食物繊維
苦み成分のエラノサイドは糖の吸収とインスリンの上昇を抑える働きがあり、ダイエットにも効果的です。また、βカロチンも含むので風邪や花粉症予防も期待されています。
ぜんまい
《成分・効能》
カリウム、βカロチン、ビタミンC
毒素を排出したり、むくみ解消の効果があります。
βカロチンは必要に応じてビタミンAに変わるので、アンチエイジング作用が期待されています。
うど
《成分・効能》
ビタミンC、βカロチン、カリウム、葉酸、食物繊維
自生したものを”山うど”、軟化栽培されたものを”うど”と呼び、美肌作りや便秘解消の効果があります。
うるい
《成分・効能》
ビタミンC、血圧降下作用
山菜の中で最もビタミンCが豊富で、美肌効果や鉄分の吸収もアップしてくれます。
せり
《成分・効能》
カロテン、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維
冬の間に血液中に溜まった過剰な脂肪分や老廃物を排出し、血流の流れを良くしてくれます。
せり特有の香り成分には胃を整えたり、解熱・解毒作用があると言われています。
わらび
《成分・効能》
ビタミンB2
ビタミンB2は髪の再生に関与し、肌の健康を維持する作用があります。また、乾燥させるとカリウムやβカロチンが増えるのも特徴です。
ふき
《成分・効能》
食物繊維、カリウム
ふきは水分が96%近くあるため目立った高い成分はないものの、ポリフェノールなどの機能性成分の種類に長けていて、平安時代から食べられていたといわれています。
いかがでしたか?
下処理に手間がかかる種類もありますが、てんぷらや煮物にすると美味しいものがたくさんあります!冬に蓄積された老廃物を排出して、健康な身体作りを目指していきましょう♪