正しい日焼け止めの選び方と使用方法をマスターしよう | 美容室・美容院 ヘアーラニッシュ

COLUMN

正しい日焼け止めの選び方と使用方法をマスターしよう

2021.06.24

 

こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪

皆さんは日焼け止めを選ぶ際に何を基準に選んでいますか??

SPF値が高いもの、付け心地が快適なもの、価格が良心的なものなど選び方は様々だと思います。

紫外線ケアに欠かせない日焼け止めはいつまでも美しい肌を保つためにもとても大切です。

今回はそんな日焼け止めの基礎知識や使用方法などについてご紹介していこうと思います!

日焼け止めの基礎知識

私たちの肌を脅かす紫外線には、「紫外線A派(UVA)」、「紫外線B派(UVB)」、さらに地上に届かないとされている「紫外線C派(UVC)」の3種類があります。

それぞれ肌に与えるダメージに違いがありますが、日焼け止めで対策できるのはA派とB派です。

・紫外線A派(UVA)=シミ、たるみなどを引き起こす

室内、曇り空の日でも肌内部の深いところまで入り込み、コラーゲンをはじめとする肌の組織を破壊し、肌に弾力と水分が失われシミやたるみを引き起こす原因になります。

・紫外線B派(UVB)=シミ、そばかすを引き起こす

日に焼けた肌が炎症を引き起こす原因。

A派のように奥までは届かないもののB派を浴びることで皮膚細胞を酸化する活性酸素が肌の中で生まれます。肌は自身を守ろうとメラニン色素を増やし、結果シミやそばかすが肌表面に出来てしまいます。

SPFの効果や意味

SPFは主にしみ、そばかすの原因を作るB派を防ぎます。

SPFの数値=紫外線に耐えられる時間

と考えている方も多いですが具体的には少し違います。

SPFの数値は、紫外線が肌に当たり始めてから肌が赤くなる時間を「何倍に遅らせることができるか」という意味です。

例えば、肌が焼けるまで10分の方の場合、10分×SPF30=300分、つまり5時間日に当たってやっと肌が赤くなり始めるという意味です。

PAの意味や効果

コラーゲンを破壊したり、シミなどの肌の深部に影響を及ぼしたりするUV −Aをどれくらい防げるのかの目安です。4段階の+のマークで示され、数が多いほど効果が高いといえます。

生活紫外線を防ぐには「+」程度でも大丈夫との事ですが、「++」の表記があれば、軽いスポーツやレジャーなど、屋外でのちょっとした活動中でおいてもかなりの効果が期待できます。

正しい日焼け止めの選び方

SPFとPAについて知ると「どちらも値が大きい方を選んだら良いのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか。

しかし日焼け止めはこの2つの値が大きければ大きいほど肌への負担も増えます。

無闇に値の高いものを選ぶのではなく正しい選択をして肌を守りましょう!!

シーンによって使い分ける

美肌を保ちたいからといって、普段家の中にいる人がSPF50、PA++++の日焼け止めを塗っていたらどうなるでしょうか?

SPFとPAの値の高い日焼け止めは、肌を紫外線から守るために数々の化学成分が含まれています。

人体に悪影響はないとも言い切れないため、肌にとってはストレスになる場合も。

必要のない過剰防衛は肌に負担を増やし、美肌とは真逆のベクトルに向かってしまいます。

その為、日焼け止めはライフスタイルやシーンにそって使い分けることで紫外線対策をしつつ肌を守事ができます。

・日常生活

スーパーに買い出し、近所への散歩程度の外出でしたら

SPF20、PA++程度のものを使用するのがオススメです!!

・お出かけ、スポーツ

少し遠出のお出かけや、屋外での軽いスポーツでしたら

SPF30、PA+++程度のものを使用するのがオススメです!!

・レジャー

海水浴や山登りなどのレジャーシーンには

SPF50+、PA++++の強めのものを使用してしっかり紫外線対策を行ってあげましょう!!

顔用と体用を使い分ける

日焼け止めには顔用と体用があります。

この2つの大きな差は成分です。

顔は体の皮膚よりもデリケートにできています。

その為、顔用には保湿成分や美容成分が含まれている場合が多く、化粧下地にも使えるよう調整されているのです。一方で、体用は顔用よりも日焼け防止効果が高い成分が含まれている場合が多くあります。また、塗る面積も多いため伸びの良さや付け心地なども考慮されています。

体用を顔に塗るにはやや刺激が強く、顔用を体に塗るのは少し物足りないため顔用と体用は区別して使ったほうが無難です!!

肌にあった日焼け止めのタイプを選ぶ

日焼け止めには

・クリームタイプ

・ローションタイプ

・スティックタイプ

など様々なテクスチャーのものが存在し、

・さっぱりタイプ

・しっとりタイプ

・肌に優しいタイプ

など効果も様々です。

自身の肌の弱点を克服できるような日焼け止めを選ぶことで日焼け止めの負担を減らし紫外線対策が実現します。

うっかり日焼けに気を付ける

日焼け対策をしっかりとしているのに、「どうしてこんなに日焼けしているの?」なんて思った事ありませんか??

そんな「うっかり日焼け」の原因は塗る量が少なかったり、塗っているつまりで塗り忘れていたりする為です。

日焼け止めを塗る際は、まず手のひらに1円硬貨大を目安にとり、両頬、額、鼻、あごの5ヶ所におきます。頬や額などの広い部分かはじめ、顔の中心から外側に向かって顔を隅々まで丁寧に馴染ませます。その後、もう1度同量をとり、重ね付けします。

塗り残しがないように、しっかり適量を塗布してあげてください!!

まとめ

日焼け止めは数値や効果が高ければ良いわけではありません。

肌との相性や、使うシーンによって使い分けてあげることが必要です。

自身に合った正しい日焼け止めを選んでこれから特に紫外線が気になる夏を乗り切りましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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