COLUMN
2021.04.28
こんにちは!柏・松戸・流山で美容室を展開するhair Lanish(ヘアーラニッシュ)です♪
PMSという言葉を聞いたことはありますか??
PMSとは月経前症候群 Premenstual Syndromenの略で生理3〜10くらい前に始まるさまざまな精神的・身体的な不調のことです。
最近ではテレビやメディアなどでも取り上げられる事が増えてきているPMSは皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回はPMSが女性の体にどのような影響を与えるのかについて解説してきたいと思います。
PMS(月経前症候群)は月経が始まる3日〜10日ほど前から身体や心に色々な症状が起こる病気です。
これらの症状は月経の開始とともに弱まったり無くなったりします。
これらの症状は月経のある女性のおよそ70〜80%は月経の前に何らかの不快な症状を感じると言われていますが、PMSはその症状の程度が強い状態です。
症状は軽いものから、日常、社会生活に支障をきたす重いものまでさまざまです。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量の急激な変動が原因の1つと考えられます。
月経前に不調を感じるならPMSを疑ってみてください。
あなたの生理前の症状がいくつ当てはまっっているのかチェックしてみてください!!
□下腹部の痛みを感じる
□胸の張り・痛み
□ニキビなどの肌トラブル
□むくみ
□めまい
□イライラなどの情緒不安定
□過食傾向
□眠気
□睡眠障害
□注意力の低下
PMSの種類は多種多様ですが、大きく分けると3つに分けられます。
・身体症状
下腹痛、乳房が張る、腰痛、ニキビができやすい、頭痛、疲れやすい、眠くなる、むくみ、おりものが増えるなど
・精神症状
イライラする、怒りやすい、攻撃的になる、憂鬱、集中力の低下など
・社会的症状
いつも通りの仕事ができない、面倒くさくなる、月経が嫌になる、他人と口論する、家に引きこもるなど
これらの症状がPMSか見分けるポイントは次の3つです。
1、同じ症状が周期的に起こっているか
2、症状の起こる時間が排卵の後から月経までの間か
3、日常生活に影響を及ぼすくらい症状が重いか
ご自身の症状がPMSかどうか確かめるには、症状について客観的に記録をつけてみると良いでしょう!!
PMSの症状は、月経前のライフスタイルを改善することによって、症状を和らげる事ができます。
しかし、眠れない、仕事に集中できないなどの日常生活に支障をきたすほどの場合は、「月経前不快気分障害(PMDD)」や「更年期障害」の可能性もあります。
・ストレスを溜めないようにする
PMSの症状はストレスがあると強くなるので、いつも以上にリラックスと休息を心がけましょう。
趣味を楽しんだり、アロマテラピーや半身浴などを取り入れたりして休養を取りましょう。
睡眠を十分に取ることも大切です。
・カフェイン、アルコール、塩分を控える
イライラ、むくみ、緊張感を高める原因となります。ビタミン、ミネラルをしっかり取るようにしましょう。
・禁煙をする
喫煙は血行を悪くしむくみの原因にもなります。
・食生活を見直す
バランスの良い食事を心がけ身体と心の不調を整えましょう。
食事を摂らなかったり、偏食が多い、揚げ物やファストフードなどが多い、野菜が少ない、お菓子などの間食が多いとホルモンバランスが乱れてしまうので気をつけましょう!!
・急激に血糖値が上がる食品は避ける
チョコレートや砂糖、ケーキなどの単一炭水化物が含まれるものは血糖値が急激に上がり食欲増進やイライラにつながります。
日本においてPMS(月経前症候群)という言葉が世間に知られ始めたのは割と最近です。
そのことから、「生理前、生理中の症状は我慢するもの」と考えられていた方が多くいらっしゃると思います。
しかしPMSを我慢することにより、普段の生活ができなかったり、家事や仕事に支障が出てしまったりするとそれ自体が大きなストレスになってしまいます。
まずは、規則正しい生活、食事、睡眠などの生活スタイルなど日常で行える対策をしてみてください!!
そして、それでもPMSが改善されなければ医師に相談してみることをオススメします!